マネジメント、キャリアの社内プロモ―ションでメンタル対策を。
★★「8/24(木)ZOOMセミナー15時~16時30分 脳科学メンタルZOOM勉強会。扁桃体感受性を改善するトレーニングは、実際どうやるのか」
お待ちしております。
対象・経営者層、およびメンタルご責任者。
参加費・無料 *定員・10名
講師・日本メンタル再生研究所所長・山本 潤一
問い合わせはまたは以下のフォームでもOK。
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★★ーあなたのうつ、HSPを16時間で解決する脳科学心理療法ー
★★「<動画7分>うつ、生きにくさ、の原因である扁桃体を瞬時に鎮める2つの方法」
★中小企業を応援する(株)オンリーストーリー様に取材していただき、WEBに弊社紹介記事を掲載していただきました。
★現在、9/2(土)にビジネス雑誌プレジデントのWEB版雑誌である、プレジデントオンラインに、私の記事「うつ、メンタル不調を解決する脳科学心理療法」の記事が4回シリーズで連載されています。
編集部から連絡があり、非常に多くの方に読まれているようです。興味あったら読んでみてください。
■4回目原稿(2017年9月25日(土))
■3回目掲載(2017年9月16日(土))
■2回目掲載(2017年9月9日(土))
■1回目掲載(2017年9月2日(土))
<以下からブログ本文>
現在、多くの会社では医療が中心となってメ
ンタル対策を行っていると思います。
これは重要なことです。
しかし、一方、多くの会社ではやってもやって
も、一向にうつ、メンタルが減らないどころか、
どんどん増加している、
という現状になっている企業もたくさんありま
す。
この原因はいくつかありますが、今回は社内プ
ロモ―ションという観点でお話ししたいと思い
ます。
この記事の読者は、会社経営者、人事責任者の
方が多いのですが、
いかにも調子悪そうな、部下がいた場合、医者
面談を受けたらどうだ、と言いますよね。
でもいかがですか? それに素直に従って、行
く人がどのくらいいますか?
ほとんどいないのではないかと思います。
私はかつて、東京都医師会の医療開発委員会と
いう部署の委員を4年間やっていたことがありま
して、
そこで10人の医師たちと一緒になって、患者満
足を高めるにはどうしたらよいかを徹底的に話
し合い、
それを答申書にまとめて、都内の医師約1万人に
配布したことがあります。この答申書には私の
名前も印刷されています。
その時に、非常に感じたことですが、医療の側
と一般市民の間にはずいぶんと感覚の差がある
という事です。
みなさんはどういうときに病院に行きますか?
たぶん、
「あ~、風邪ひいたかな」とか、
「最近、調子悪いな。病院に行こうかな」とか、
あきらかに出血して、まずいな、と思ったとか
そういうときではありませんか?
何が言いたいかと言うと、
病院に行く必要があると、自分が自覚した時、
に自ら行こうと思う、ということです。
では、現在、義務化されているストレスチェッ
クで高ストレス者と判定される人は、だいたい
どの企業でも約20パーセント前後はいますが、
そういう人たちは、病院に行かなければならな
いと自覚している人なのでしょうか?
いえ、多くはそんな認識はないでしょう。
だから、ほとんどが医師面談を受けないのです。
なぜ受けないのでしょうか?
その人が知識不足だからでしょうか?
私はそれよりも、もっとも大きな原因は以下で
はないかと思います。それは、
そもそも医療のソリューションとは、負荷を軽
くしようとするものではないかと思います。
つまり、
残業を減らしましょう。仕事の負荷を減らしま
しょう。休職しましょう、など。
ということは、今の仕事から外れましょう、と
いう事です。
今の仕事から外される、という恐れが面談を受
けようとしない原因ではないかと思います。
それと、あなたは病気だ、という判定をされる
ので、自分ではそう思っていないのに、会社側
に、
「こいつはもう使えなくなった人間だ」
と思われてしまう。という恐れが大きいのでは
ないかと思います。
考えてみるとよいと思います。
あなたは、高ストレス者という判定を受けて、
あなたは医師面談を受けに行きますか?
ということです。
つまり、医療的なソリューションは、自分でメ
ンタルのひどさを自覚している人にはいいです
が、
そうではない人をあえて、病気の範疇に入れ込
む現在のソリューションではうまくいかないと
いう事を意味しているのではありませんか?
ということです。
私は以前、こういう光景に出くわしたことがあ
ります。
ある企業の経営者が、よし、うちの会社でもメ
ンタル対策を本格的にやろう、と決めて、自社
の主だった社員を呼んで、
「今度メンタル対策をやるから、新しくメンタル
テストをやるからよろしくね」
と言ったとたん、突然、その社員はこういったの
です。
「社長、我々のネガティブなデータを取って、ど
うするんですか? そんなのやめてください!!」
と強く抗議したのです。社長は社員のその強い
抵抗にあってびっくりし、
まさかこんな反応に会うなんて、と驚いておられ
ました。
いかがですか? この社員の気持ち、わかります
か?
病気発見型メンタル対策は重要ですが、それだけ
ではうまくいかないのです。
では、どうすればよいか。
皆さんの働きがい、働く幸せを向上させるために、
今度、会社としても対策を取りますから、協力し
てくださいね、という
病気のにおいを一切感じさせない、マネジメント
やキャリア指導、働き方を皆で考える、という
そういうイメージで行うことが重要です。
これであれば、社員は協力しようという気持ちに
なるのです。
つまり、社内プロモーションが非常に重要だ、と
いうことです。これに失敗すると、メンタル対策
はうまくいきません。
実際、我々、ストレス科学の研究では、うつ、メ
ンタルの原因は、
周りの顔色を非常に気にし、そしてわかってくれ
る人が誰もいない、という問題です。これを数値
化できます。
こういう人は、仕事上のちょっとしたことを相談
できない、または、上司側の問題で言えば、部下
のデリケートさをどのように扱ってやったらよい
かがわからない問題です。
ただ、この度合いが非常に敏感な人が言って割合
がいて、その場合、脳の過敏性を一定のイメージ
ワークで鎮静化してあげることが重要ですが、
多くの場合、マネジメント上の問題、キャリア指
導の問題なのですね。
ここをすべて医療側に丸投げしてしまうから、そ
もそも社員の協力が得られず、その結果、メンタ
ル対策がうまくいかないという事が多くの企業で
起きているのではないかと思います。
私が東京都医師会の委員を4年間やってきた経験で
言うと、医療側と一般市民の間には、非常に大き
な認識の差があります。
このことを経営者やメンタル責任者は知る必要が
あると思います。
ストレスとはそもそも悪いだけのものではありま
せん。
うまく乗り超えられるように指導してあげると、
社員は自信をつけ、達成感を感じられ、モティベ
ーションが向上するのです。
現在、高ストレスという範疇でひとくくりにされ
ている人の中には、
今の仕事にたいして何とか乗り越えていこうと試
行錯誤している人が含まれているのです。
こういう人たちに、医師面談を受けてください、
と言っても、何のために? と思って、そもそも
意味が通じないでしょう。
マネジメント、キャリア指導の側面からのメンタ
ル対策を御社でも取り入れていきませんか?
注)そもそもマネジメント、キャリア指導の側面
からのメンタル対策は、
「メンタル対策」と呼ぶ必要がありません。
社員に、メンタル、という言葉を使った瞬間に、
ネガティブなイメージが伝わるからです。
弊社が定期的に行っている次回の勉強会では、こん
な内容をお話しします。
タイミングが合う方はぜひお越しください。
またご都合合わない場合はZOOMでご説明します。
お気軽にお問い合わせください。
以下のメルアドへお気軽にどうぞ。
terumicompany@gmail.com
担当・山本潤一
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2023/08/07