高ストレス者数、だけではわからないことを見ることが 真の生産性向上と、うつ対策になる。
<最新情報>
★「929(木)ZOOMセミナー15時~16時30分 うつ、メンタル社員をキャリアとマネジメントの支援で
再戦力化する法」
現在、多くの企業ではうつ対策は医療の視点で行われています。それ妻く行っている企業はよいと思います。しかし、
もし他に良い方法がないかとお探しの企業の場合は、弊社が多くの企業で行っていて良い結果が出ている、
キャリアとマネジメントの視点での支援法による、うつ社員の再戦力化法をお聞きになりませんか?
対象・経営者層、およびメンタルご責任者。
参加費・無料 *定員・8名
講師・日本メンタル再生研究所所長・山本 潤一
★中小企業を応援する(株)オンリーストーリー様に取材していただき、WEBに弊社紹介記事を掲載していただきました。
★現在、9/2(土)にビジネス雑誌プレジデントのWEB版雑誌である、プレジデントオンラインに、私の記事「うつ、メンタル不調を解決する脳科学心理療法」の記事が4回シリーズで連載されています。
編集部から連絡があり、非常に多くの方に読まれているようです。興味あったら読んでみてください。
■4回目原稿(2017年9月25日(土))
■3回目掲載(2017年9月16日(土))
■2回目掲載(2017年9月9日(土))
■1回目掲載(2017年9月2日(土))
<以下からブログ本文>
先日、某企業の経営者とお話ししていて、ふ
と気が付いたことがありました。
これは、複数人の経営者とお話ししていて
気が付いたことで、自分でしゃべりながら
なるほど! と思ったことなので、たぶん
お役に立つ人もいるだろうと思い、ここで
シェアします。
どう言う話かというと、
その経営者がこういうことを言われたので
す。
「今年度のストレスチェックの結果が出て
来たのですが、結果を見ると今年度の高ス
トレス者数は8%で、弊社は高ストレス者
数が少ないので、まあまあいいんじゃない
かなと思っているんですよ」と。
その時に、私はふっとひらめいたことがあ
ったのですね。
実は、この企業に対しては弊社がすでに弊
社の「働きがいアンケート診断」という
テストを実施していたので、そこ結果から
ひらめいたことなのです。
弊社の働きがいアンケート診断とは、社員
のパーソナリティをいろいろな角度から調
べるもので、
これを行う意味は、いくつかあります。
たとえば、弊社顧問・筑波大学名誉教授、
ストレス学者である宗像恒次博士の研究で
は、うつ、メンタルはその人のパーソナリ
ティ要因によって、作り出されるというこ
とが明確になっておりますので、
そうすると、今すでにうつ、メンタル状態
になっている人もわかりますし、
今は大丈夫でも、将来、うつになるリスク
が非常に高い人もわかります。
また、社員のパーソナリティを詳しく調べ
ることで、
その社員をどのように働かせれば、生産性
が向上するか、そして同時にうつを予防で
切るか、という、マネジメント上の指導ポ
インとが明確になるのです。
また、会社全体に導入することで、どこの
部署に、どういうパーソナリティの人が多
いので、そうするとどのように指導してい
ったらよいとか、
当然、うつリスクが高い人がこの部署には
多いから、こんなマネジメントをすればよ
いとか、そういうことがわかります。
さて、尺度の説明はこのくらいにしておき
ます。
話を戻しまして、先ほどの経営者の話しで
私がひらめいたこととはどういうことかと
言うと、以下のことになります。
この企業では、すでに弊社の働きがいアン
ケート診断を実施しており、
その結果から、この企業にはどんなパーソ
ナリティの社員が多いかがわかっておりま
した。
その結果から言うと、自閉気質の社員が多
いという結果が出ていたのです。
自閉気質とは、宗像博士が開発した理論で
人の人格に大きな影響を与えている、と考
得られる、遺伝子で規定された遺伝的気質
理論というもののうちの一種類ですが、
意識が自分の中に向かう傾向が強い、そし
て、外交的ではなく、職人的な傾向を強い
人たち、という傾向を表します。
気質とは性格の核のことで、こちらの理論
では、人の性格は「持って生まれた遺伝子
によって規定された気質」と、「親子関係」
の2要因で作られると考えているのです。
自閉気質は、自閉症のことではなく、自分
の中に意識が強く向かう人たちを意味しま
す。
日本人は、約60%がこの気質と言われてい
るのです。
将棋の藤井聡太くんをご存知かと思います
が、かれのような人です。
彼はカメラに目線を合わせませんね?
ああいう感じの人で、自分の中に深く入り
こむパーソナリティの人たちです。
さて、先ほどの企業でこの自閉気質が多い
という事は何を意味するのか。
この企業はIT企業ですが、客先に派遣
される社員が多く、上司と言えどもITエ
ンジニアで、一日中、パソコンに向かって
作業をしている方々だそうです。
ということは、
一日中、一人で作業している人びとが多い
ということは、これは自閉気質にとって最
高の職場環境という事になります。
それは、ストレスが低いでしょう。
しかし、です。
この経営者は、以前からお付き合いがあり
ますので私は知っていたのですが、この社
長の悩みは、
皆が、お互いに関心がないこと。また、上
司なのに、部下の面倒をほとんど見ようと
言う意識が低いこと、
平たく言えば、チームビルディングがうま
く行っていない、という事なのです。
これは、自閉気質の社員が多いということ
そして、皆が一人で仕事することが長年、
許されてきた、という事です。
つまり、働く社員にとってはストレスが
ない職場ですが、
会社としては生産性が高まらない、離職が
多い、会議でだれも発言しない、新しい
アイデアが出ない、
というような結果になるのですね。
さて、皆さん、これをどう思いますか?
確かに高ストレス者は少ないのでしょう。
しかし、会社としてこれでよいのでしょう
か?
チームワークをしっかり構築しようとすれ
ば、自閉気質の人たちはおそらく高ストレ
スになると思います。
しかし、その高ストレスをしっかり乗りこ
えていけるように指導していくことが、本
当のマネジメントであり、
本当のストレスマネジメントではないので
しょうか?
会社の発展という事を考えた場合は、これ
が当たり前ではないかと思います。
会社の発展を考えないのであれば、自閉気
質の社員が多い職場で、高ストレス者が少
ないので、よかったよかった、という話で
はないのでしょうか?
なにか根本的に、おかしくないですか?
必要なことをしなくていいんだったら、
そりゃあ、高ストレスにはならないですよ
ね。
現在、義務化されているストレスチェックは、
こういう盲点があるという事は、経営者、そ
してメンタル責任者の方々は知っておかれる
ことは重要なのではないかと感じます。
ストレスチェックは義務化だから、やらなけ
ればならないからやるとして、その後に、社
員のパーソナリティを調べる診断を行うこと
これが重要と思いますね。
また、この内容を9/29(木)15時~16時半の弊社定期ZOOMセミナーで
詳しくご説明します。もしご興味あったら、
ご都合よろしければお越しください。
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2022/09/11