メンタルトレーニングの現場から最新情報

あれもこれもだめ、というパワハラ教育が、生産性を低下させ、うつを増加させる。ではどうする?

<新着情報>

★「5/25(水)ZOOMセミナー15時~17時 うつ、メンタル社員を約16時間で再戦力化するための、キャリアの視点で考えたトリセツの作り方」★

   *チラシはこちら。

 ■申し込み、問い合わせはこちらから■

 対象・経営者層、およびメンタルご責任者。

 参加費・無料  *定員・8名

 講師・日本メンタル再生研究所所長・山本 潤一

★中小企業を応援する(株)オンリーストーリー様に取材していただき、WEBに弊社紹介記事を掲載していただきました。

 「日本メンタル再生研究所のオンリーストーリー」

★現在、9/2(土)にビジネス雑誌プレジデントのWEB版雑誌である、プレジデントオンラインに、私の記事「うつ、メンタル不調を解決する脳科学心理療法」の記事が4回シリーズで連載されています。

 編集部から連絡があり、非常に多くの方に読まれているようです。興味あったら読んでみてください。

■4回目原稿(2017年9月25日(土))

「うつを改善するあばたもえくぼ、の意味」

■3回目掲載(2017年9月16日(土))

「うつ改善に光イメージが効果的なワケ」

■2回目掲載(2017年9月9日(土))

「うつレベルを診断する1分間心理テスト」

■1回目掲載(2017年9月2日(土))

「なぜ、うつは再発するか」

<以下からブログ本文> 

 4月より、中小企業もパワハラ対策を行うことが義務化されましたね。しかし、あちこちで経営者と話していると、よくこんな話が出てきます。

「あれもだめ、これもだめ、ではコミュニケーションが成り立たないですね」

「上司は何を話したらいいのかがわからない」と嘆いていますよ、など。

これは、なんとも漫画のような、ある意味、悲しい話ですね。

 日本人は、どちらかというと、周りの目を非常に気にしますから、あれもだめ、これもだめ、なんていう教え方をすると、皆が委縮してしまって、

結局、生産性やモティベーションが落ちるし、自分自身をさらに抑圧してしまって、うつ、メンタル不調者が上昇することだろうと思います。

 悪しき、日本人の減点主義志向教育が、パワハラ教育に表れているように感じます。

では、どうすればよいのか。

弊社のスタンスで行くと、まったく逆です。シンプルです。

「あれもしてもよい、これもしてもよい」

です。自己表現型の人間関係を作りましょう、です。

なぜか。パワハラの根底にあるのは、慢性的なストレスです。頭でわかっていてもやってしまうのは、慢性的なストレスや慢性的なマイナス感情をうまく処理できないからです。

慢性ストレスとは、自分の本音の気持ちを抑圧することから生まれます。

 あれもだめ、これもだめ、の教えとは、要は「我慢しろ。抑圧しろ」ということです。

元気がなくなり、慢性的なストレスが上昇するに決まっています。本当にこういう組織を作りたいのでしょうか? パワハラが亡くなるけど、高ストレス者が増えますよ。

あれもやれ、これもやれ、ではどんなことになるのでしょうか。

まず、自己抑圧の反対、自己表現こそが組織の活力をうむ、というストレス科学の視点をしっかり理解することが重要になります。

 そんなことしたら、部下を思いっきり怒りをぶつけたり、したらどうするんですか、という疑問が出るかもしれません。

 自己表現をすればよいのです。

「ごめんなさい」と謝り、そして本当に言いたいことはこういう事だったんだ、ときちんと言葉で説明=自己表現すること。これをしない、できない、と思っていることが問題なのです。

 それと、やられた側にもしっかりとした説明が重要なのは、人は間違いを犯す存在だ、だから許しが必要ですよ、という事です。

 あれもするな、これもするな、は1回も間違いを犯すな、という気持ちを起こさせます。そんなことは無理です。

 年配の人と、若い人の間では、常識の違いがあり、それはどちらもよいとは言い切れないのです。

わざとではない限りにおいて、人は間違いが起こすことがある、だからその時は、

「傷ついてしまったですよ。本当は何を言いたかったんですか。もう少し優しい言い方でしてもらえると助かります」

というように、やられた側も自己表現すること、が重要です。人が間違いを起こすことがある。

間違った方は、しっかり謝り、本当は何を言いたかったかを言う。やられた方も先ほどにように、きちんと自己表現し、真意を尋ねるようにする。

これが本質的な、パワハラ対策です。許し合う、そして率直に表現しあう人間関係です。

あれもするな、これもするな、それはアカハラだ、マタハラだ、モラハラだ、などと言うと生真面目な日本人は、なにも話せない、となるでしょう。

いかにも政府が主導しそうな、愚かな減点主義の教育です。人の元気をなくさせます。

職がの活力は失われ、大事なコミュニケーションは減り、で、そんなことで生産性が上がるでしょうか? うつ、メンタルが増加することでしょう。

だから、自己表現の組織こそが、生産性やモティベーションを向上させ、同時に離職も減らし、パワハラも減らし、うつ、メンタルも同時に減らすのです。

 5/25には、うつ・メンタル不調者とは、働かせ方のトリセツをしっかり作ってあげることで、再戦力化するというやり方を解説したZOOMセミナーを実施します。

もしタイミングが合わない方でも、言っていただければ、別日で30,40分くらいでZOOMで個別にご説明します。お気軽におっしゃってください。

 5/25にご興味あったらお越しになりませんか?

ご興味ある経営者層の方、メンタル担当者の方はどうぞ。

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 講師・日本メンタル再生研究所所長・山本 潤一

お問い合わせは以下へどうぞ。

 terumicompany@gmail.com  担当・山本

または以下のフォームで。

https://www.mentalsaisei.com/index.php/inquiry

2022/05/22

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