企業メンタルご担当者様向け情報「最強のセルフケア、ラインケアとは、○○のこと」
<お知らせ>
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<以下からブログ本文>
今日のタイトル、「最強のセルフケア、ラインケアは○○のこと」の○○の中に入る答えを先に書きましょう。それは、
「自己成長または自己成長支援」です。
セルフケア、ラインケアというと、現在、よく知られているものはストレスコーピングというものではないかと思います。
簡単なもので言うと、お風呂に入る、運動する、ウォーキングする、カラオケに行く、など。
すこし、難易度があがるもので言うと、考え方を変える、自分の考え方のクセを直す、話を聞いてもらう、など。
でも、最強のものは、「自己成長または自己成長支援」です。
なぜそういえるか。
うつやメンタル不調になる人は、「周りの顔色を非常に気にする人」だからです。
うつやメンタル不調になっている人、なりそうな人、現在ストレスがたまっている人に、質問してみてください。周りの顔色が気になるか、と。
まず100%、イエスと答えると思います。
弊社の顧問である、筑波大学名誉教授・宗像恒次博士は、この日本人特有の心理傾向を「イイコ症候群」と呼んで、日本で一番早く90年代初頭のころから、このうつ、メンタル不調を生むこの心理傾向に警鐘を鳴らしてきました。
周りの顔色を気にする=イイコちゃんなのです。
周りの顔色をあまり気にせず、言いたいことを言ったり、思うように行動したりするようになると、うつ、メンタル不調は消失し、再発しなくなるのです。
これは、人として自己成長する、という意味だということがお分かりでしょうか。
よって、再発を何度も繰り返すというのは、その人は自己成長の課題をクリアできていないのです。
いつまでも、周りの顔色を気にする、イイコちゃんのままなのです。
また、周囲にもその人の成長を支援する問う発想がないと、何度も再発を繰り返し、もう辞めさせるしかない、ということになってしまいます。
企業にとっても本人にとっても不幸なことです。
急性期の症状は医療で対処し、慢性期は教育で対処する、という発想を持つことが重要と思います。
こういう切り分けの発想をしないで、医療にただ単に丸投げしていると、慢性期の人にいつまでも急性期の医療対処だけを行っているために、再発を繰り返している、という企業は多いのではないでしょうか。
周りの顔色を気にする自分を改善するには、扁桃体の興奮を抑えて慢性ストレスを焼失させるというイメージワークを含めた、コミュニケーショントレーニングが絶対的に必要です。
周りの顔色、上司の顔色を非常に気にしてばかりだと、自律的に行動したり、自分の頭で考えることをしない人材になりますね。これはメンタルだけの問題ではないことがおわかりでしょうか。
メンタルの問題とは、教育の問題と府あく関連するのです。
弊社が行っている心理療法は、厚労省のメンタルへルスHP「こころの耳」では、ヘルスカウンセリングと紹介され、数ある心理療法の中で、唯一”メンタルヘルスカウンセリングを行うカウンセリング”と書かれているものです。
健康心理学に基づく「社員のあるがままの自分を生かす働き方を引き出すラインケアスキル、セルフケアスキル習得教育」、個人カウンセリング、、またはヘルスカウンセラー育成教育、に関心持っていただける方は、以下からお問い合わせください。
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2016/09/23