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企業メンタルご担当者様向け情報「SMAP中居くんの”金スマ”、でも特集された、キラーストレストレス科学の側面からの3つの対処法とは」

 先日、8月26日(金)にSMAPの中居正広くんが司会をしている、「金スマ」というテレビ番組で、「キラーストレス」と言う特集が放映されました。

 キラーストレスとは、命を脅かすようなストレスのことで、今年6月にNHKがスペシャル放送で「キラーストレス」という番組を2夜連続で放送してから、この言葉に注目が集まってきたものです。

 NHKの放送では、「ストレスがあると一番最初に扁桃体が反応し、ストレスホルモンが分泌し、自律神経の興奮が表れる」とか、同番組に出演した大学教授が「うつは扁桃体にで作られる」という解説をしていたせいか、

 番組放送後、「扁桃体にダイレクトに働きかけて、その興奮を鎮めて慢性ストレスを解決する、世界でおそらく唯一の心理療法」を行っている、弊社に対して非常に多くの、うつ、メンタル不調に悩む方々から、お問い合わせをいただいたのでした。

 NHKの時は学術的な放送内容だったのですが、今回、金スマで放送されるとは正直びっくりしました。なぜなら、一般大衆向けの娯楽番組ですからね。キラーストレスのことを、たぶん多くの国民が知ることになるだろうなあ、と思ったのです。

 番組内では、結婚や引っ越しなどのライフイベントが重なると、強いストレスになる、と解説されていました。

 キラーストレスについて、弊社が行っているストレス科学の面から、考えてみたいと思います。ポイントは3つあります。

ポイント1 「感情を抑圧する傾向が強い人がキラーストレスに見舞われやすい」

 心理学的な面から解説すると、「自分のあるがままの感情を抑圧しすぎる人」は、どうなるかというと、周りの目を非常に気にする人であり、非常に我慢をする人でもあるため、自分自身のキャパを越えると、突然、ボキッと心が折れるということです。

 この傾向は、弊社顧問の筑波大学名誉教授。宗像恒次博士が開発した「自己抑制型行動特性尺度」で測定することができ、この得点が11点以上取ると、この心理傾向が強まることがわかっています。

 対策は、「自分自身の感情を感じる練習を積むこと」です。感情を抑圧している人は、自分の感情がわからない人が多く、それゆえストレスの蓄積を自覚できない人が多いのです。

 感情を感じる練習を積むことが、キラーストレスに対するセルフケア対策になります。

ポイント2 「不安遺伝子の制御法を身に着ける」

 遺伝学的に言うと、不安遺伝子を持っている人がキラーストレスを発症しやすいと思います。日本人は、不安遺伝子(別名・損害回避遺伝子)の中でも、特に不安になりやすい気質を作ると言われる、SS型不安遺伝子を持っている人が非常に多いのです。

 SS型不安遺伝子を持つ人は、パニックになりやすく妄想的な認知に陥りやすいことから、ライフイベントがいくつか重なると、キラーストレス状態になりやすいと考えられます。

 対策は、たとえば弊社がもつ、不安遺伝子の発現状態を調べる簡易テストを行うこと。そして、その対策法を学ぶことです。

 対策の一つを挙げると、SS型不安遺伝子を持つ人は、スキンシップされると落ち着きを取り戻しますので、スキンシップをしてくれる親密な人間関係、パートナーシップを持つ事が一番の対処法です。

 パートナーがいない人は、そういうスキンシップをしてもらっているという、イメージワークをする事でも大丈夫です。

ポイント3 「扁桃体興奮を鎮めること」

 脳科学的に言うと、パニックになりやすい人とは、脳内の情動の発電装置である、扁桃体が非常に敏感で慢性的に興奮しやすい人が、キラーストレス状態に陥りやすいと思います。

 扁桃体が敏感な人とは、ちょっとしたストレッサーがかかると、パニックになりやすいのです。扁桃体興奮とは、身体的な緊張、違和感によってつくりだされるため、パニックになりやすい人とは、身体が非常に緊張しやすい人ともいえます。

 簡易的に自分でできる対策とは、身体を緩めるセルフケア法を身に着けることです。身体を緩めるというと、マッサージなどがすぐに思い出されるとおもいますが、これでは瞬間的に効果は消えてしまうので、こちらのおすすめでは、簡易的なイメージワーク法をお勧めします。

 扁桃体は、一定のイメージワーク法によって鎮静化させることができるからです。とくに光イメージを使ったイメージワーク法により、扁桃体は劇的に鎮静化することが可能です。

 自分でやる簡易的な方法は、一時的なものなので、それでもパニックが止まらない人は、弊社などが行っている扁桃体興奮を徹底的に鎮静化する、専門家による心理療法を受けると完全な対策になります。

 キラーストレス対策について、御社内で取り組んでみたいと思われる企業のご担当者の方は資料をご請求ください。

、弊社が行っている心理療法は、厚労省のンタルへルスHP「こころの耳」では、ヘルスカウンセリングと紹介され、数ある心理療法の中で、唯一”メンタルヘルスカウンセリングを行うカウンセリング”と書かれているものです。

 健康心理学に基づく「社員のあるがままの自分を生かす働き方を引き出すラインケアスキル、セルフケアスキル習得教育」、個人カウンセリング、、またはヘルスカウンセラー育成教育、に関心持っていただける方は、以下からお問い合わせください。

既存のメンタル対策と組み合わせ、某上場企業では3年半、初回うつ休職者の再発0%の結果に貢献しました。

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2016/08/29

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