企業メンタルご担当者様向け情報「ストレスチェックを意味あるものに巣rために、心理的セルフケアを」
そろそろ多くの企業では、ストレスチェックを実施する時期が来ているかもしれません。もうすぐ実施の時期と言う企業もあるかと思いますので、セルフケアに関する話題を書きたいと思います。
結論から行くと、「ストレスチェックを意味あるものにするために。心理的視点からのセルフケアを導入しませんか」と言うことです。
実施される予定のストレスチェックによっては、簡単なセルフケアの解説がついているものもあると思います。セルフケアには2種類あることをご存知でしょうか?
1種類目は、医療的セルフケアで、2種類目は心理的セルフケアです。
医療的セルフケアとは、医療の視点から見たセルフケアです。
多くの場合、睡眠とたっぷりとりましょう、とか、適度に運動しましょう、とか、ゆっくりお風呂に入りましょう、とか、朝、太陽の光を浴びましょう、とか、そういう内容が多いかもしれません。
これはこれで大切です。しかし、もう一つの心理的セルフケアとは、もうすこしその人のストレスの原因である、パーソナリティの部分に深く基づいたセルフケアアドバイスをします。
ストレスとは、その人の「性格要因」から発生する、と言うのは何となくご理解いただけるでしょう。同じ残業をやっても、別に何ともない人もいれば、調子悪くなる人もいるわけでですから。
心理的セルフケアとは、その部分jに踏み込んだアドバイスをするのです。
たとえば、義務化された57項目のストレスチェックには、周りからの「支援」について尋ねている項目があります。上司からの支援はあるか、とか、同僚からの支援はあるか、などです。
多くの方は、支援のない職場がメンタル不調の原因だ、というようい感じるかもしれません。
ところが心理的セルフケアアドバイスの視点から言うと、支援があまりない、と答える人は、「支援認知度」が低い、という本人の認知の問題があるのです。むしろこちらが非常に大きい要因です。
この認知が低い人は、周りがいくら傾聴してくれても、支援されているとは、感じにくいのが特徴です。なぜ、感じにくいかと言うと、これは筑波大学の研究で明らかですが、本人が「感情を抑圧している」からなのです。
感情を抑圧している人は、支援認知が低いことがわかっているのです。
つまり、お風呂にゆっくり入りましょう、運動しましょう、というような医療的セルフケアは大事ですが、もっと本質的な原因部分に踏み込むならば、感情を抑圧している、と言う部分にセルフケアアドバイスを行うことが大切になるということがお分かりいただけると思います。
かつて弊社が某企業で40人に対して「感情表現」の研修を行った時、終了後、支援認知度の心理テストの得点が、3ポイントほど上昇した経験があります。自分の感情を表現すると、まわりから支援されている、という認知が上昇するのです。
メンタル不調のリスクが低下するのです。これって便利だと思いませんか?
こういうことはたぶん、まだあまり知られていないと思います。感情を表現することに対する、セルフケアアドバイスが必要だということになりますね。
弊社はこういう個人面談や集合研修を行ったり、Eラーニングを作ってるのです。
医療はどちらかと言うと、症状が出た後の対処に得意分野があります。弊社は、症状が出る前の、心理予防が得意なのです。ストレス対策ですね。ストレスによってメンタル不調がおきますので。
ストレス対策の根本は、性格分析と感受性を変えるアドバイスなのです。
企業の人事の方は、この双方の使い分けによってセルフケアを実施していくと、せっかくかけてお金を無駄にせず、有効な対策をとれるのではないかと思います。
こういう分野での依頼が多くなってきました。
心理的セルフケアご興味ある方は、下記のお問合せフォームから資料をご請求ください。
厚労省のメンタルへルスHP「こころの耳」では数ある心理療法の中で、唯一”メンタルヘルスカウンセリングを行うカウンセリング”と紹介しされているものです。個人カウンセリング、ラインケア、セルフケア教育、またはヘルスカウンセラー育成教育、に関心持っていただける方は、以下からお問い合わせください。既存のメンタル対策と組み合わせ、再発0%の上場企業のような結果をあなたの会社で出すことは可能です。
2016/05/25