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企業メンタルご担当者様向け情報「復職した体験者映像インタビュー(約4分)。半年の休職から無事復職できた40代男性」

 このたび弊社の脳科学メンタルトレーニングによって無事復職された方が、映像によるインタビューに応じてくださいましたので、ご参考までに皆様にも、お届けします。(約4分)

復職に成功した40代男性インタビュー映像。

 顔は映っておりませんが、この方は弊社のセラピーをうけるまえは半年間休職していた方です。

 しかも、会社に行こうとすると吐き気がしてとてもじゃないが、会社には行けなかった方です。

 精神科に行って薬をもらっていましたが本人曰く効果が出ていなかったのですね。

 インタビューの中でも語っていますが、上司との折り合いが悪くそのことで我慢していた日が長く続き、ついにダウンしてしまったのだそうです。

 8回の面談で会社に行けるようになり、その上司の元で普通に話ができるようになり、復職していった方です。

 ちなみに弊社のセラピーを受けながら、適宜産業医とも本人は面談しておりました。

 この方は弊社が行っている性格診断テスト(筑波大学名誉教授・宗像恒次博士開発)では、次のように変化していきました。

 心理テストは全部で13項目で約200問以上ありますが、ここではスペース上そんなに掲載できないので、よくうつ度と不安傾向、感情認知困難度、自己抑制型行動特性という4つの心理テストの変化をご紹介します。

1.よくうつ度、不安傾向度

 1回目のセッション実施前では、58点もありました(80点満点)。50点以上あると夜が眠れなくなるような、よくうつ心理状態になります。不安傾向度も51点もあります。不安も強いです。

 インタビューの中でも語っていますが、一晩に5回くらい起きてしまっていたと言っています。

それが1回目のセッション実施後によくうつは26点、不安は30点にポンと下がります。平常得点です。うつや不安が消えています。

20点代はよくうつ心理がない状態、不安が30点代とは日本人の普通の人の得点です。

 2回目の実施前はよくうつが32点で、不安は35点でした。よくうつや不安も平常値で問題はありません。

しかし、この方は感情認知困難度という得点が10点と高いことがここで判明します。この心理尺度は自分自身の感情を感じないようにしているということです。

 感じないようにしているからこそ、よくうつや不安の得点が低いということがわかったので、ここを変える改善するを行います。

 こういう傾向の方は非常に多いです。人に弱みは見せずにとことんがんばりぬく、というパーソナリティです。これがプチうつ、うつ、生きにくさを作るのです。

我々心理職の強みは、こういう心理パターンを見抜けて対処できることだと思います。

 この「弱みを見せず、一人で頑張りぬく」という心理傾向は、メンタル不調者に非常に多く見られるもので、これを解決しないとまた職場に戻っても、同じように頑張るため再発してしまうわけです。

 この心理傾向のため、不安やよくうつは一見、改善した得点になりますので、ここを見逃すと非常に再発リスクが高まります。

 今のストレスチェックではこういうパーソナリティの問題は見抜けません。

 2回目終了後は、感情認知困難度尺度は6点になっています。弱のレベルになっていますが、この推奨得点は3点以下です。

 しかし3回目あたりから夜はぐっすり眠れるようになりました。

実は、この得点はなかなか改善しにくく、この方も5回目を終わったあたりでやっと3点になります。

 そこで、会社に行ってみてください、と提案しました。本人は産業医の同意もとって会社に行ってみました。

 嫌な気持ちになるかどうかをチェックするのです。今までは吐き気がしていたわけですから。

 で、多少不安が生じたようなので、その不安を解決し、次は職場に行ってもらいました。職場に行ったもらったあとの8回目のセッション前の心理テストでは、よくうつ23点ということで問題ありません。

 感情認知困難度と不安は測定していませんが、不安が高いと抑うつも高くなるので、抑うつが低いので大丈夫と判断し、感情認知困難度の代わりに別の心理テストでからチェックしました。

 自己抑制型行動特性尺度という自分の感情を抑圧する心理テストが、3点ということで理想的な得点になっていました。

 この尺度は感情認知困難度の心理テストと連動しているもので、相手の顔色をうかがい自分自身の感情を抑圧する傾向を見ています。扁桃体の興奮度と非常に関係しています。

この方は1回目のセッション前は10点もあったのです。強いです。

これが今は3点ですから、職場でも思ったことはそれほど抵抗なく言えるレベルになっており、問題ないな、という判断したのです。

10点のレベルでは、周りの顔色にビクビクしている状態です。扁桃体が興奮しまくっている状態です。これだと仕事の負荷を誰にも相談できず、ある日突然バッタリ倒れます。この方もそういう状態で休職したのです。

心理テストが問題なくなったので、この方は職場に戻り1年たった今も普通に仕事をしているというわけです。

 途中、時々現状チェックに来ていますが、心理テストは基準値に保たれており、問題ありません。

かなり科学的に、数値管理をしながら、プチうつ、うつを解決していっている様子が伝わるでしょうか。

こんなふうに緻密にセラピーを実施しているわけです。このように法則的に、メンタルというものは管理していくことができるのですね。

では、この方の体験談動画をご覧ください。何かご質問があったらお気軽にお寄せください。

復職に成功した40代男性インタビュー映像。

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2016/04/18

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