企業メンタルご担当者様向け情報「若手社員の先輩社員への不満アンケートを見ると、うつ、メンタル不調対策法が見えてくる」
★7/27(木) 14時~16時。東京商工会議所(北支部)主催セミナーで山本が講演します(申し訳ありませせんが、7/6現在、満席になってしまいました)。
テーマ→「ストレスを上手にコントロールして売上を上げる。経営視点のメンタル対策」
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*私の新刊本を読んだ、「プレジデント」というビジネス月刊誌の取材を受け,11/28発売号に掲載されました。P34に「嫉妬・スマホ・睡眠の脳科学」ということで、精神科医、脳生理学者、脳科学者などと一緒にのっています。もしよろしければご覧ください。
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「不安遺伝子を抑えて、心がす~っとラクになる本」 著者・山本潤一 出版社・秀和システム
リーマンショックのあおりで、仕事をすべて失い、そのショックからうつ状態になった私が復活できた、誰もができるセルフセラピーテクニックを解説!
<以下からブログ本文>
メディケア生命が調べた「若手社員の先輩社員への不満アンケート」を見ると、非常に興味深いことがわかります。出典・ITmediaビジネス
調査数は500人です。
先輩への不満の第一位は、
「気持ちを察してくれない」です。
このことは弊社の研究的には2つの興味深いことを意味しています。
1点目は、「だからこそ、若手社員はうつ、メンタル不調になりやすい」と言う点と、
2点目は、「上司には、粘着気質遺伝子を持つ人を配置するとうまくいく」と言う点です。
説明します。
まず1点目から。
弊社顧問・筑波大学名誉教授、宗像恒次博士の研究によると、対人依存型行動特性尺度の性格診断テストが、9点以上取るとかなりメンタルが揺らぎ始め、11点以上取ると、うつになってもおかしくないレベルである、としています。
この対人依存型行動特性尺度とは、「察しを求める度合い」の強さを見ているのです。
ということは、このアンケートの結果を素直に読めば、若手社員はうつ、メンタル不調い陥る度合いが非常に高い、と言うことを意味します。
なぜなら、察してほしい、わけですから。察しを求める度合いが高いわけですから。
義務化されたストレスチェックは、ただ単にストレス蓄積度が高いか低いかを見るもので、なぜそれが起きるか、ということはあのストレスチェックを見ても、何もわかりません。と言うことは、ストレスチェック後の結果を見ても、今後何をしたらよいかはまったく判定できないでしょう。
弊社は、ストレスチェック後に何をしたら良いのか、と真剣に考えている企業様には、次のようなご提案をするのです。
対人存度を調べるとよいですよ。そして対人依存度の結果が出たら、何をすればよいかは、こちらのストレス科学では明確です。
その人の依存性の高さを満たす心理訓練を行うのです。そうすると、対人依存性は低下するのです。そうすると、上司への不満は減り若手社員のメンタルは安定するのです。
2点目。
人の性格は、親子関係と遺伝子によって決まる、という、宗像博士のDNA気質理論で行くと、人格気質に強い影響を与えているDNA遺伝子の一つに、粘着気質遺伝子と言うものがあります。
この粘着気質遺伝子を持つと推測される人の気質的特徴を一言でいうと、「世話好き」「気持ちを察することが得意」なのです。
つまり、若手社員には粘着気質の遺伝子を持つ上司を当てると、マネジメントが非常にうまくいく、と言うことが推測されます。
上司がどのDNA気質を持っているかは、弊社が持つ診断テストを使えばわかります。DNA気質は、ほかに自閉気質、循環気質があります。
自閉気質の上司は、部下の気持ちを察することが非常に下手です。循環気質の上司も自分のことばかり話すので下手です。
役割を変えるか、または粘着気質の上司が持つ、コミュニケーションの技術を人工的に学ばせることが重要ですね。弊社ではそういうトレーニングも行っています。
若手社員の不満は、主にこの二つの気質を持つ上司に対して言っていると推測されますね。
こんな風に、ストレス科学の視点で分析すると、何気ないアンケート結果を見て、若手社員をうつ、メンタル不調を予防したり、離職率低下させたり、モティベーションを上げたりする対策法は、科学的に見えてくるのです。
弊社は、日本で唯一、本人が無自覚な感受性を担っている脳内の情動発電装置である「扁桃体」にダイレクトの働きかけて、うつ、メンタル不調の原因である、慢性ストレスを解決し、心理課題を生産性向上、働き方改革へ解決ていくサービスを提供している会社、です。
うつ、メンタル不調者の改善、ストレスチェック後の対策などに関心ある方は、
弊社が行っている心理療法は、厚労省のメンタルへルスHP「こころの耳」では、ヘルスカウンセリングと紹介され、数ある心理療法の中で、唯一”メンタルヘルスカウンセリングを行うカウンセリング”と書かれているものです。
健康心理学に基づく「社員のあるがままの自分を生かす働き方を引き出す、面談、ラインケアスキル、セルフケアスキル習得教育、個人カウンセリング、、またはヘルスカウンセラー育成教育、に関心持っていただける方は、以下からお問い合わせください。
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2017/07/11